Fashion Show

LAMARCK

メンズとレディース、各々の象徴的な色として青と赤を基調とした今季。前面はパンツ、背面はスカートのように見えるショートパンツや、スカートとロングパンツが一体となったパンツ。パターンとパターン、素材と素材を掛け合わせ、二面性を生かしたデザインを展開。

テーマとなった「HYBRID ADOLESCENCE」。5色の糸のグラデーションが効いた、大きな編み目の手編みニットドレスは”思春期”を思い出す手作り感を織りなした、ぬくもりを感じる仕上がり。スタジャンはカジュアルになりすぎないよう、肩にライダースのディテールをプラスし、腕には上品なラメ感のツイードでエレガントな印象を醸す。

制服スカートのようなチェックと、ホワイトシャツをドッキングした後ろ空きジャケットや、トレンチコート風の前ベルト付きシャツワンピなど、スクールテイストなアイテムも見られた。
アルパカ×リネンのニットは、しっとりとした質感と軽さが独特な味わい。さらに千鳥格子を変形させ、立体感を出したグラフィックをのせたニットは、バックの中央に縫い代を残したようなデザインや袖口に切り込みを入れるなど、上質な素材とディテールにこだわったアイテムを提案した。

Text:Tomoka Shimogata

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