G.V.G.V.が3月23日、タワーパーキングセンターにて、2012 A/W collectionを発表した。テーマには、グラム・シックを選び、英国のトラディショナルスタイルをグラマラスであり且つ妖艶なテイストを組み合わせ、煌びやかなコレクションに仕上げる。
ランウェイセンター部分にはラメが敷き詰められ、無機質で長いランウェイの雰囲気はグラムスターの世界観を表現するために採用された。
デザイナーMUG氏が突然気になり、使用したペイズリー柄が今回のコレクションのメインテキスタイル。タイトスカートやワンピースなど様々なアイテムに使用される。またデザイン面では中性的なデザインを心がけたというように、レースやフリル、ペプラムとレディースのディティールが使われる中、肩パットも厚めに入れ、パンツスタイルのセットアップなどでトラッドスタイルを構築。フェミニンでありマスキュリンなデザインは、既存の概念を揺さぶり見る者を楽しませる。
また今回はネックに細かなデザインが施されていた。タートルネックをインナーにシャツを合わせ、ミニマルなデザインにアクセントを加える。
柄と柄を合わせるスタイリングが数多く見られた今回のコレクション。柄同士を合わせることはそれぞれのテキスタイルが主張するため難易度の高いコーディネート技術が必要であるが、今コレクションではバランスや色合いが計算に計算を重ねられ、柄それぞれの主張を集約。集約することで新たなスタイルを確立する。