小法師隆平が手掛けるNuGgETSの2012-13 A/W Collectionが公開された。NuGgETSとは、1972年に演奏家であるパティスミスグループ・ギタリストのレニーケイが選曲したコンピレーションアルバム”NUGGETS”から引用。
意味は”寄せ集め”や“金塊”など。
デザインの根源は生活にとけ込んだ衣生活を”ファッショナブル”として楽しめる製品をつくること。
その“ファッショナブル”とは衣生活だけに限定して語るものではなく、様々な文化を含む
世の中の時流でその時代を象徴するものが、そのときにファッショナブルなものだと言える。
そして、次々と新しい洋服を着替える事が決して”ファッショナブル”なことではないと考える。
今シーズンはNuGgETSのベースラインを大切にしたコレクション。
定番的にリリースしているBD Shirts with Ribbon、“Tekkou”Jacketなどは新生地、縫製でクォリティを上げている。
全体的には1950年代のファブリックに影響を受けた生地使いが目立ちます。
一見パッチワークの様に見えるニットカーディガンや、チェック生地をベースに襟だけファー素材を使用したシャツ、裏返しに着ている様なデニムジャケットなど基本はシンプルだが、NuGgETSらしい遊びの効いたアイテムとなっている。