Fashion Show

d’etrois

フランス語で”海と陸の境目”を意味するd’etrois。例えば、カジュアルとラグジュアリーといった何かと何かの境界線上に真実があるという考えのもと、ジュエリー制作を行っている。

デザイナー清水氏自身の主張を加えるのではなく、あるがままの美しさを生かすため枠を付けず、石を見せるためのリング。石をカスタマイズすることが出来、その人らしさをさりげなく香らせる、個性的かつ長く使えるデザインが特徴的。ルビーやサファイアなど多種多様に取り揃えたあまり日本では見られない、それだけで抜群の存在感があるような独特な石をセレクトしている。

50種以上ものシルクリボンに石をカスタマイズ出来るブレスレット。ミサンガやパワーストーンといった一種のお守り的要素を残しながらも、気を張らないデザインで、手首を鮮やかに飾る。
「水のリング」と呼ばれるリングは水のような瑞々しさを表現するカッティングで、アバンギャルドになりすぎるのを避けつつ、本物の形を生かした”天然”の魅力が詰まっている。天然石の一番美しい瞬間を切り取り、石によって年齢や性別を判断されないようなデザインを展開していく。

Text:Tomoka Shimogata

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