Fashion Show

mean

今期のテーマは1861年から1865年に起きたアメリカ合衆国の内戦である『civilil war』。南北それぞれの制服や、イメージ、歴史観を服に落とし込んだアイテムを発表。

テーマの通り今期のアイテムのベースはミリタリー。そこにmeanらしい自然の風合いや空気感といったものを細部にこだわり作られている。ネイティブカラーのシャツはボタンが多く衿が小さいといったアメリカのクラシックスタイルをベースに創作。ジョッパータイプのパンツは現代風の落とし込みがなされており、はき心地もよい。北軍の象徴ともいえるアメリカ国旗は随所に取り入れられている。中でもラッパ隊の戦闘服をベースにしたアウターは今期の特徴的なアイテム。
また軍服だけではなく、普段服のまま戦った南軍をイメージし、アメリカの労働者や伝統的な服にミリタリーテイストを加えたアイテムは洗いをかけてごわつき感をだすなど、ディティール面でも当時を再現している。

Photo & Text:Yoshiaki Miyahara


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