ファッション以下全てのものが多用する現代に、自身のやりたいことをやっているだけでは何もなりたたない。ファッションならばちゃんとそれを手に取ってもらう明確ビジョンをデザインに盛り込まなければ、この先にブランドとしてやっていくのはとても難しい。
TAISUKE KOHJIはそんな現代にしっかりと自身のやりたいことと、顧客を見つめたアイテムを展開するブランドだ。
今季でファーストコレクションとなるTAISUKE KOHJIは、不定期に発表するセカンドラインとコレクションアイテムの２ラインを展開。セカンドラインは”TROUSERS+GENDER”をテーマとし、様々なディティールに凝ったスラックスを８型展開。古典的なスラックスに現代技術を組み込んだアイテム。今後一つのアイテムにフォーカスを当てて展開していく。
コレクションラインは「21 センチュリー ネイティブ」をテーマにネイティブ柄などを使い、暖かみのある上質なアイテム。デニムにウールを混ぜてつくられたデニムとは一戦を介すものや、襟を民族衣装風に重ねたものなど、ニュアンスにこだわって作られている。日本産のものを世界に伝えるため、生地の産地にも重点を置いたこだわりのモノ作りがうかがえる。