「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」初参加ブランド、CUNE。1994年にスタートして以来、”川崎”や”餃子”など実にユニークなテーマでコレクション展開をしている。今回のインスタレーションでは過去のシーズンで最も評判の悪かった2009S/S「腸」と2010S/S「白目」をあえてもう1度作り、「腸と白目」というテーマで発表。
ベーシックなスタジャンやトレンチコート、ワンピースに散らばるキャッチーな目玉ボタン。ポケットやパンプスのヒール部分まで徹底して施されている。ピンクやブルー、レッドなどポップな色合いのニットが表現する”腸”。チュープ状でシワ加工されたニットが、ボタンホールなど服の随所から飛び出すその姿は、一見シュールだがキャラクターのようなアイコン的存在になっている。