「たからもの」をテーマに、ブランドがスタートしてから出会った人や物を「たからもの」として50〜60ものレイヤーをフォトショップで重ねて完成させたプリントアイテムを展開。洋服を作り上げるまでの工場から生産に至るまで関わる人物の顔や、影響を受けてきた物やデザイン、写真に収めていた草花など、思い出を含んだ写真を落とし込んでいる。
「男性が拒否反応を示すようなものを直接的に伝えたかった」とデザイナーの東丸氏。レースを使用したメンズ仕様のタンクトップや花柄プリントなど、男女というジェンダーを超え、自由なファッションを考案するブランドならではのアイテムが並んだ。また、ドロップシルエットを取り入れ、性別を問わないデザインに仕上がっている。
さらに、和紙生地のニットカットソーや黄緑や黄色のアーチ肩が特徴的なジャージー生地のボンディングジャケットなどを提案。
Text:Tomoka Shimogata