1924年よりパリにてレザーバッグやキャンバスバッグを製作。1920年代の”Annees Folles期”を生き抜く人々を魅了してきた。航空郵便パイロット等が「アエロポスタル」のプロペラ機で飛行する際に、このバッグを使用。戦争の影響で空白の時間があったものの、現在先祖伝来の伝統を継承しどんな旅にも対応出来るバッグを生み出している。
オリジナルデザインのパターン・生地・付属品はフランス/ポルトガ製。卓越したフランスの手工芸産業に根付いたモノ作りを行う。
1920年代当時のバッグからインスパイアされた「Croix du Sud」シリーズは機内持ち込みに最適なサイジングと重厚なキャンバス地が高級感を演出。しっかりとしたマチやレザーの持ち手が特徴的だ。またパイロットがヘルメットを運ぶ際に使用したバッグに着想を得た「21時間バッグ」は長時間の移動を意識したアイテム。ボイルコーティングを施し、型くずれしにくい質感に仕立て上げた。
ビジネスバッグとしても使用出来る「AVISO porte-ducument」は様々な用途に合わせたマルチバッグ。大人の男性のための、職人技が光るアイテムだ。
その他レザーグローブやサスペンダー、ネクタイなど随所にパイロットスタイルをイメージした仕様がみられる。
Text:Tomoka Shimogata