異素材をコラージュしたドレスをシグネチャーに、近年より洗練をみせ取扱店も増やしているオランダ出身のデザイナーMichael van der Ham。
今回のコレクションでは、ブロードウェイの舞台シリーズ、ジーグフェルド・フォーリーズや女優ヴェロニカ・レイク、そして30年代のイブニングウェアやニットウェアから着想を得て、モノクロ時代の映画スターのようなエレガンスを備えたきらきらした女性を描いた。
カーリーヘアのモデル達は、オーガンザやシルク、メタリックウールブークレなどバリエーション豊かなファブリック、またフローラルやマーブルのプリント、ジグザグなどのカラフルなテキスタイルをクロスオーバーしたアイテムを身に纏う。ドレスだけでなくニットを中心としたセパレートのアイテムも充実し、足元にはエンボス加工のジャカードやメタリック素材でできたルブタンシューズ。
アップリケやプリーツ、ドレープでひねりを加えながらもシルエットはシンプルに保たれ、レトロシックで洗練されたワードローブを見せた。
スタイリングはメンズウェアデザイナーとして活躍するChristopher Shannon。