Fashion Show

HAN AHN SOON

HAN AHN SOON 2011-12 A/W Collection “3931” が披露された。

“20世紀初頭。女性が社会へ進出していった時代。締め付けていたコルセットをはずし、締め付けない開放的な衣服へと変わっていった。女性の新しい「美」が生まれた時代。そこにHAN AHN SOONらしい現代のクリエイションを加えたのが今回のテーマ。1920+2011=3931”

デザイナーは、ハン・アンスン。今回のコレクションは、コルセットからウエストが解放され、女性のファッションにおける重要な転換期になった1920年代をフューチャーしたもの。彼女らしいクリエイションで、現代に落とし込んだ。

シルク、フェザー、リアルファーなどの高級な素材を使用したリュクスな洋服が多く並ぶ。
「当時の上品でクラシックな大人の女性をイメージしている」という言葉の通り、ロングコート、トーションレースを使ったドレス、裾にホワイトフェザーを飾った総レースのドレスなどクラシックで、エレガントなアイテムがみられる。写真にあるフォックスのファージャケットは、よく見るとパッチワークになっている。部位によって毛並みが違う性質を利用して、独特な風合いに仕上げられていた。インビテーションにも使用されていたアール・ヌーヴォー風のイラストがプリントされたアイテムも。

Text:Atsushi Fujii

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