Fashion Show

masao shimizu

masao shimizu 2011-12 A/W Collection が披露された。デザイナーの清水氏は文化服装学院アパレルデザイン科を卒業し文化女子大学で教員を経て、2011 春夏よりブランドを始め今期が2シーズン目となる。

今シーズンのテーマは、-The unreliable weather-。
天気季節環境によって着る服は当然変わるが、同じデザインで極端に違う素材なら朝雪で昼晴れても、同じ服を着替える特別な感覚を味わう。
天気予報がはずれると怒るひとがいるが、そもそも予報であり、あてにならない。%の大きい数字を信じるのか、実際に外にでて肌で感じた方が良いのかもしれない。暑い夏を寒く過ごす人間は沢山いる。

今期はベーシックな形の中に、複雑で大胆なパターンを使い、素材の組み合わせの妙や、古着の再構築など、癖のある洋服を追求。全型同パターンを使用し素材違いで3型展開している。
コートを例にとると通常の厚手のウールだけでなく、メンズシャツ生地とフェルトを組み合わせた薄手のもの、色味の似た古着のデニムを4本解体して仕立てたもの、などがあげられる。
コート、シャツ、ジャケットともに衿の影を衿としてくり抜き、また同色異素材で変化をつけている。

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