Karen Noblesse Oblige 2011-2012 A/W Collectionが披露された。
Karen Noblesse Obligeはデザイナー山口聡子氏により今季からスタートしたブランド。約半世紀前のParis,モード黄金期のクチュールに焦点を充て、過去より引き継がれてきたものに敬意を持ち、未来のVintageを生み出すことをコンセプトとしている。
今季のテーマは”LA MARIEE ETAIT EN NOIR”(黒衣の花嫁)
1968年フランスヌーベルバーグ派監督の一人、フランソワ・トリュフォーのサスペンス映画から引用。主演女優ジャンヌ・モローは気品に溢れ、力強く、冷やかな美しさを持った女性を演じ、当時恋人であったピエールカルダンの衣装を身に纏いそのスタイルは今も色あせることなく現代に引き継がれている。
デビューコレクションとなる今シーズンは、カルダンの愛のあるプロデュースを魅惑的に表現する女優ジャンヌ・モロースタイルを彼のデザインヒストリーと重ね合わせながら、新しいカタチで提案。
女性を一番美しく見せる色であるブラックとホワイトをキーカラーに、フラワーコサージュ、シフォン、タフタを使用し、妖艶なイメージをレオパード柄で表現。バイカラーカットデザインは張りのある素材でシャープに。彼の代表作であるバブルドレスを彷彿とさせるシルエットも取り入れたコレクションとなっている。
またデビューコレクションを記念しフランスで買い付けたヴィンテージアイテムをKARENなりに表現した”ヴィンテージリクリエーション”を発表。