オリジナルからオーダー、OEM制作までする2人のデザイナー、藤原裕子氏と矢崎文氏が運営するアトリエ“K369 ATELIER&GALLERY”からのジュエリーコレクションが発表された。
オリジナルブランドである『by k369』は、K18GOLDを用いたセミオーダー形式。マットとシャイニーな土台の石座に誕生石をセレクトできるピンキーリングや、トップにアルファベットをセレクトできるネックレス等があり、華奢な作りは重ね付けにも相性の良いデザイン。
デザイナー、それぞれのブランド『Euco』と『SHAFCA』は異なるデザインが魅力。
藤原氏によるブランド『Euco』ではメッセージ性を含ませたコンセプチュアルジュエリーが並ぶ。“diamond”ネームとダイヤモンド石が装飾されたネックレスや、等間隔にお寿司のモチーフをブレスレットに配し“回転寿司”に見立てたデザイン等、シンプルなデザインでありながらキャッチーでどこかエゴイストの顔を持つ作品だ。
矢崎氏によるブランド『SHAFCA』は花びらの形を元に、有機的な“ひらひら”のテクスチャーと、建築を学んだ背景からCAD技術を用いた幾何学的な造形を融合させたデザインのジュエリーが特徴的。
SHAFCAの世界観をポップに仕上げたアクセサリーライン『SHAFCA TOY』で展開された大輪の花の様なピアスは、際立ちながらもさらりと付けられる存在感。
洗練された物からポップな物まで取り揃うK369 ATELIER&GALLERYのジュエリーは、様々なニーズに応えてくれるラインナップだ。
Photo:Tmohiro Horiuchi Text:Kumiko Kobayashi
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