デザイナー城間志保氏とクリエイティブディレクターである西家康隆氏によるSHIROMA2011-12A/Wの展示会がVantan SHIBUYA / DIRECTORS STUDIOにて行われた。
2008S/Sからブランド“she”をスタート。
2010A/Wよりブランド名を“she”から“SHIROMA”に改名し、躍進を続けるSHIROMA。
今コレクションでは5年目の総準備として、染めとドレープを駆使したアイテムが取り揃った。
印象的なのは幾何学的なパターンで作られたレザーアイテム。
デザインのコントラストを効かせるムラ模様は京染めで染色された物で、レザーはディアスキンを用いたというこだわりのアイテムだ。
2シーズン目となるメンズラインにもそれらの手法が取り入れられ、レディース、メンズともにブルーとブラックを基調に直線的なラインとカーブを描くラインが行き交うフォルムスタイル。
幾通りにも着こなせるドレープがエレガントなトップスやボトムスは、組み合わせや着方によってイレギュラーにシルエット、デザインが変容する。
モダンでありながら上品過ぎないデザインで、用途によってデザインフェイスを変えるコレクションを披露した。