Fashion Show

everlasting sprout

2011年3月22日〜24日の期間、青山Knitting Worksにてeverlasting sprout 2011-12 A/W collectionの展示会が行われた。

テーマは“Being”。
「虫、花、木、様々な周りの物が呼吸し、生き、存在している事を表現しました。そこには時間を感じる様に思った。」というデザイナー村松氏。
ブラウン、ベージュカラーをベースにダークグリーン、マスタード、ネイビーカラーをアクセントに加え、種々アイテムに見られるパッチワークのプリントやフラーモチーフの装飾は、ほのかに懐かしさを感じさせるヴィンテージ感漂うラインナップ。
花、虫、フルーツ等のイラストが描かれたテキスタイルプリントについて村松氏は、「強調はしないけれど1つ1つが生きて呼吸している事を表現した。」と語る。

そして展示会ではメンズ目線のユニセックスラインeverlasting sprout PLUS LINEのコレクションも発表。
時や時間を感じさせる為に素材と色にこだわったというユニセックスラインは、レディースと同様のテーマの元、ブラウン、ベージュを基調に、ダイヤ柄をうっすらと編んだカーディガンや、縄編みを立体的に浮き出たせたニットトップス等、独特な編み目が印象的なニットアイテムが取り揃った。

今季で14シーズン目を迎え、2011年2月には活動当初から申請していたニット編みの特許を正式に取得したeverlasting sprout。
優れた技術とアイディアを併せ持ち、飽くなき挑戦を続けるeverlasting sproutの活動に今後も注目だ。

Text:Kumiko Kobayashi

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