ドイツ出身のデザイナーMarkus Lupferは1997年にロンドンのウエストミンスター大学を卒業後、LFWにてコレクションの発表を開始。2006年から2009年までスペインのファッションハウスArmand Basiのディレクターを務めた後、2010年から再びLFW期間中に自らのレーベルのプレゼンテーションを行っている。
現在はウィメンズ、メンズ合わせて年6つのコレクションを発表し、スパンコール刺繍のニットやソフトなジャージー・テーラリングによりフレッシュに仕上げられたデイリーアイテムは、Net-a-Porter、Opening Ceremony、Colette、Lane Crawfordなど世界中のショップで取り扱われている。
今回発表されたSS13ウィメンズウェアは、ライトでエアリー、クリアな質感にMarkusらしいスパークを加えたコレクション、『Fall in Love』。アイスブルーなど寒色にシルバーを織り交ぜたパレットで、ポップなスパンコール刺繍やプリントと構築的なピースが組み合わされた。
メタリック感や力強いボーダーなど来シーズン注目の要素を盛り込みながら、ソフトな女性らしさとクールなエッジが溶けあわされたドリーミーな世界。プレゼンテーション会場では舞台セットに加えポップコーンやパステルカラーのカップケーキなども用意され、ファンタジー溢れる空間が演出された。
Photo:Takaaki Miyake Text:Yasuyuki Asano
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