Fashion Show

Rags McGREGOR

1950年代、アメリカを代表するリゾート地、フロリダ。
ハワイやウエストコーストとは違った、大人っぽくって俗っぽい、どこかに不良らしさや不健康さをにじませたようなリゾートスタイル。
そんな雰囲気からインスパイアされたのが、2014年春夏シーズンの<Rags McGREGOR>。キーワードは“SOCKO!”。
“SOCKO!”とはストリートでスラングで、「すげぇ!」「イケてる!」といった意味。
また、「SOCK」=「拳骨で殴る」という言葉と、「KO」をという言葉をもじって、ボクシングなどでは「一撃必殺」という意味でも使われている。

そんなテーマを代表するアイテムは、オリジナルプリントを用いたシャツやショーツ。今季はシャツとショーツのバリエーションが豊富。素材はもちろん、ディテールやパターンにも、細かい変化が見られる。ショートポイントのボタンダウンシャツや、小さめのレギュラーカラー、ボタンループのないオープン仕立ての半袖シャツから、背中にバルーンシルエットを描くシャツまで、多彩なラインナップ。同様に、ショーツにも素材やパターンにバリエーションを持たせ、選択肢を広げた。
シーズン立ち上がりの1月末から活躍するアウターも充実。
ちょっとレトロなスポーツスタイルや、ゴルフリゾートを彷彿させる1950〜60年代の<McGREGOR>が得意としていたスタイルもアップデイトして登場する。
ヴィンテージなムードの中にも、サイズ感やシルエットをブラッシュアップさせ、<Rags McGREGOR>のブランドカラーであるブラックを中心にまとめた。
春はちょっと大人っぽく、軽快なイメージを。夏は猛暑を考慮して、涼し気で陽気に。ビーチよりも、消火栓から水が吹き上がる真夏のストリートをイメージした、ビールよりも、モヒートが似合いそうな、熱帯夜に街でたむろしている若者たちから“SOCKO!”と声を掛けられるような、そんなちょっと気取ったスタイルを提案する。


コメントは停止中です。