前回ミラノで初のメンズプレゼンテーションを開催したJonathan Saunders。今回はLondon Collections: Men期間中に、メイン会場のThe Hospital Club近くに位置するギャラリーにてライブインスタレーションを行った。
壁に各ルックが投影された1階を通り抜け2階へ上がると、そこには壁一面にルック写真が張り巡らされたカラフルな空間に佇むダンディなモデル達。
デヴィッド・ボウイの1976年のペルソナであるThin White Dukeをイメージしたコレクションは、彼のシグネチャーであるプリントとカラー、そして前回からより注力されている3Dテクスチャーを施したマスキュリンでクラシカルなアイテムが揃う。
クラシカルなストライプや、ジグザグやラティスをはじめとしたレトロなジオメトリック柄は、デザイナーの卓越したカラーバランスでフレッシュに仕上げられ、特に今回は夏を感じさせるアクアブルーが多く使用された。
フォーマルなジャケットやパンツを中心にしながらも、ブルゾンやショーツにより適度にスポーティさも演出。また足元を彩るシルバーやアクアブルーのChristian Louboutinのシューズにも注目。
Photo:Takaaki Miyake Text:Yasuyuki Asano