Fashion Show

Topman Design

Topman Design SS13は、1980年代初期のアメリカで起きていた2つの両極の文化の融合を表現している。
– テーラリングが特徴的な東海岸、ニューヨークのダウンタウン
– そしてゆったりとした西海岸のスケーターやサーファーのライフスタイル

型にはまらず変化と改善を行ったテーラリングを施したガーメントとBasquiat(ジャン=ミシェル・バスキア:80年代に活躍していたブルックリン出身の画家)をイメージした大胆で自由に描いたグラフィックをミックスし、2013年の春夏に向けて若い反骨的且つ明るいコレクションに仕上げている。

ルースフィットのショートパンツはイギリスの伝統的なグレンチェック(通称:プリンス・オブ・ウェールズ・チェック)に蛍光オレンジの糸を使い前に折り返しを付け、ゆったりとしたシルエットのジャンプスーツは裾を切りっぱなしに。なで肩のシルエットが特徴的なジャケットは着崩し、オーバーサイズの白いT-シャツ、落書きのようなグラフィックプリントを施したシルク素材のショートパンツ、前開きのシャツ、ステッチを加えたマックコートやパラシュート・シルク素材を使ったパーカーとコーディネートをする。
スクープネックラインのスポーツスタイルに仕上げたシャツはシアーなオーガンジー素材を使用。ここでも前に折り返しの付いたショートパンツと合わせる。オーバーサイズのメッシュ素材のトップスは蛍光色や明るいブロックカラーを使い同じ色のヒザまでの長さのショートパンツを合わせる。シューズはテクニカラー(明るい色)を使い、ラバーソールにも指し色を入れる。
コレクションを通して、定番のピンストライプに代わって登場したレーザーカットのガーメントが使われている。合わせのジャケットとしては、ゆったりしたブロックカラーのジャケット、メッシュの穴が特徴的なオーバーサイズのジャケット、柔らかいスエードのベルト付きボマージャケット、グラデーションになっているゆるいゲージのニットセーターは長めに着て、同じ素材のカーディガンとプリントが鮮やかなショートパンツを合わせる。
ネオプレン(6分丈のレギンス)はこのコレクションを通して使っているキーアイテム。ウェットスーツのようにショートパンツの下に穿いている。また、オーバーサイズのヴィヴィッドカラーレザーで作られたリュックサックもこのコレクションの中で注目して欲しいアイテム。フットウェアは目に焼きつくような色のスニーカーや黒・白・濃いオレンジ色で作ったアンクルレースが特徴的なレザーカットのブローグシューズがこのコレクションの中で特徴的である。

Photo:Takahito Sasaki


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