3月2日、ロンドンのBethnal GreenのストリートにてRoberto Piquerasのショーが開催された。
バルセロナ出身のRoberto Piquerasは鮮やかなグラフィックプリントが施されたスポーツウェアが特徴的なデザイナー。昨年から活動の拠点をロンドンに移し、前回のSS12コレクションはPrimitive Londonにてエキシビション形式で発表した。
レンガ作りの住宅街の細い路地にて開催されたストリートショーでは、無音の中カラフルなグラフィックに身を包んだモデル達が次々と登場。クモの巣やラティスモチーフ、更に「永遠に」「私は信じたい」といった日本語など様々なイメージをコラージュしたデジタル感溢れるプリントで、オーバーサイズTシャツ、レギンス、スカートといったアイテムを展開。顔に施されたタトゥーペイントのシールはinkwearとコラボレートして製作された。
ロンドンファッションウィークから2週間が過ぎ、パリファッションウィークのまっただ中に開催された今回のストリートショーでは、華やかな舞台では表現できない現在のイーストロンドンのリアルなムードが感じられた。