Fashion Show

Topman Design

過去2シーズンのプリントやカラーに溢れたスポーツウェアから一変、今回TOPMAN DESIGNが見せたのは、クラシックウエスタンとヴィンテージアメリカンからのインスピレーションを、ドレッシーなフォーマルウェアに落とし込んだコレクション。

全てのルックのベースとなっているのは、ウエスタン風のシャツに足元でしっかりクッションする長めのワイドパンツという男性らしいエレガンス。しかし、シルクなど光沢のある素材感、サングラスやベルトなどアクセサリーのメタリックカラーにより、クラシックな男性は近未来的なテクノ・カウボーイへと進化する。

特にコレクションの核となっているシャツは、シルクの質感と相まってスーベニアジャケットのような仕上がりをを見せる。またエレガンスを集約する刺繍は、花々の中に密か挿入された蜘蛛や食虫植物、またスクラッチされたスティッチングにより美しく破壊された。

Text:Yasuyuki Asano


コメントは停止中です。