Fashion Show

vima

vima 2012 SPRING/SUMMER COLLECTIONが披露された。

‘Uniform for vacation=休暇のための制服’を軸にコレクション展開を行っている。今シーズンは「旅行」にスポットを当て、旅行の歴史の中で快適さや実用性を考慮して作られたブッシュ・ジャケットやパンツを提案。ハワイの南国リゾートモチーフが夏らしい。
ジャガード編みの50年代スイムパンツや昔のシャトル織機を活用した、透け感のあるコットンボイルシャツはシンプルだが、トラッドな雰囲気を醸し出す。アロハ柄の古着Tシャツを焼き直してカーディガンに作り替えたり、自分たちの繰り広げるエッセンスに長く着られる素材へのこだわりをプラスしていく。
古橋織布の生地を使用し、従来の織物より5〜10%糸密度を高く、かつ低速で織られるこのテキスタイルはふっくらと優しい肌触り。ニットも国内最高クラスのフルファッションニットをつくる新潟県見附市のものを取り入れるなど、”MADE IN JAPAN”に精通したものづくりで時間を有意義に過ごせる、快適なウエアを作り出す。

Text:Tomoka Shimogata

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