Fashion Show

SHINJI NAKABA

身体に着ける事の出来る彫刻(Wearable sculpture)という考えでジュエリーを製作し、展覧会や個展を通して発表しているSHINJI NAKABA。
作品に使う素材には貴金属や貴石以外にも、身近でありふれた素材、アルミ缶やペットボトル又廃棄物など希少性や価格の高低に関わらず、全て平等に扱うことで素材に秘めた可能性と美しさを引き出し、ジュエリーとしての新たな命を与え、又、ジュエリー最古の技法の一つであるGlyptic(宝石彫刻術)の研究と、日々新しい作品を生み出している。

今期は貝を使用したコサージュや、溶解したような髑髏のリングと感度の高い作品が揃う。スポンジの素材で、青く染め上げられたゴーレムのようなキャラクターはそれぞれ名前が付けられ、“吸児”、“ゴンゾウ”、“コフィ”など遊び心溢れる作品。
また展示会場には当日描かれた絵がお出迎え。SHINJI NAKABAのクリエーションの世界に来場者を誘った。

Photo & Text:Fumiya Yoshinouchi

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