Fashion Show

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会場に入り、白い空間の中でまず目を引いたのは鮮やかな赤いニットのカギ編みで作られたFrancesca Marottaのレースロングドレス。プラスチックで作られたヘッドピースのボディが印象的。2シーズン目となる今季はブラックを基調に、Miko Boyarovにより作られたユニークなシェイプのブルーやイエローのプラスチックアクセサリーで色を取り入れた。

また、担当者に今季一押しのブランドを伺うとBarnard Chandranという答えが返ってきた。今季のミューズはスコットランド出身の女優、Tilda Swinton。彼女の持つクリーンで中性的な魅力をクラシカルなシルエットとディープブルーやブラックなどのカラーリングで表現している。ファブリックのディティールにはペイントが施され、プラスチックなどのマテリアルが使用されるなど様々なテキスタイルテクニックを披露し、アーティスティックな一面も感じられる。

その他、プレスの方々が着用していて目を引いたのはPROSEのロングスリーブワンピース。今季はレッドで展開。今季のキーアイテムはカーテン素材や染色レザーを織って作った特殊なマテリアルとの事だが、デイリー使いできるワンピースなどの定番アイテムも実際に着ている所を見ると、袖のラインやドレープによるシルエットの美しさが良くわかり、魅力的だった。

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