2012年3月19日、Jenny Faxがメルセデス・ベンツ・コネクションにてインスタレーションを行った。
ベンツ車の前で行われた今回のインスタレーション。
今回のインスタレーションは女子学生の日常性からストーリーは始まる。スクールユニフォームを身に纏ったモデルたちが床に座り談笑。何気ないやりとりが交わされると、ミュージックに合わせパフォーマンスが開始する。
軽快なリズムに合わせ、踊り、騒ぎ、車を洗う。ラグジュアリーな空間にポップと日常性を盛り込んだ、約3分間のパフォーマンス。美学を追究してきたファッション史において、“おもしろいとは何か”を問い、現状のファッションのコンテクストに風穴をあける。
また今回着用したアイテムは後日23日行われるJenny Faxのショーとは別のものを採用。「テーマはショーとリンクさせ、今回のものとは真逆のホラーな演出になる予定」だとデザイナー、シュエ ジェン ファン氏は語る。