SHIBUYA FASHION FESTIVAL vol.1が3月23日金曜日に閉幕した。最終日23日はナイトアウト（各ショップの営業時間延長）が行われ、渋谷を代表する人気ショップによるファッションショーも開催された。あいにくの天気ではあったが、代々木公園ケヤキ並木通りの屋外に特設された50mのランウェイは観客で埋まった。「SHIPS」「CANDY」「BEAMS」「ABAHAOUSE INTERNATIONAL」「CANNABIS」「Lamp harajuku」など、最新の春夏ファッションに身を包んだモデルたちが雨の中を歩き、傘を持った観客が見守るといった、とても珍しい光景。当初は雨天中止ではあったが、「ファッションショーを多くの方に見てほしい」という主催側の強い意向でファッションショーは実現することとなった。各ショップの個性を生かした誰もが取り入れれるようなスタイルをディレクターの渡辺康裕（FEMME）が提案した。またアイドルユニット「でんぱ組.inc」がJenny
Fax（ジェニー ファックス）や「MIKIO SAKABE」監修による新人デザイナー衣装を身に纏い渋谷・原宿の各所でゲリラライブを敢行。衣装を変えながら約1時間おきにライブをするというハードスケジュールのなか、全力で観客を楽しませる彼女達のアイドル魂に心を打たれた。渋谷ハチ公前からスタート、各所を廻るごとに観客が増えていき、終着点のAnd Aでは（渋谷パルコ前ライブは雨天中止）アキバとシブヤが交差する異空間を彼女たちは作り上げた。ファッションのパワーを大いに感じた一夜であった。