独特なプリントによるアグレッシブなスタイルで新時代のグロテスクと呼ばれ、ここ数シーズンは歴史的レファレンスからエレガンスとラグジュリーを備えたコレクションを発表しているKatie Eary。
ヨーロッパの豪華絢爛な伝統様式とアメリカ西海岸のユースカルチャーを激突させた前回のバロックスケーターコレクションに続き、今回見せたのはヴァンパイア的ホラー・ロマンチシズム。コントロールできない欲望へと突き進むアンデッドに、痛々しい美しさを見いだした。
コレクションの核となっているのは、暗闇のブラックと鮮血のレッドのコントラスト。18世紀の祝宴から引用したロブスターやブーケのプリントで、オーバーサイズのジャケット、パーカー、ネオプレンのスウェットを展開。それらプリントアイテムを自在にレイヤードし、ゴールドのネックレスとNIKEのエアジョーダンでASAP ROCKY的ヒップホップスタイルに仕上げた。
Photo:Takahito Sasaki Text:Yasuyuki Asano



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