立教大学服飾デザイン研究会によるファッションショーが行われた。
毎回1つテーマを定め、それに基づき、服のデザインから制作、ファッションショーの演出、広報活動に至るまで、ショーのすべての過程を自分達で手掛け、ファッションショーという一つの世界を創り出している。
今回のテーマは“ 糸 ”
「糸(いとへん)」
「愛」を意味し、想いを繋ぎ合わせる梯。
”私たちは日々のくらしで多く祈りを捧げている。祈り”という言葉を聞くと、どんなイメージを持つだろう。
私たちは今回、祈りとは、「何かを深く愛すること、希望を持った未来を想像し、願うこと」であると解釈をした。
つまり私たちは日々のくらしで、絶えず多くの”祈り”を捧げているといえる。
では、多くの人が無宗教を自覚している日本において、”祈り”の対象は何なのか。”
今回のショーでは、不鮮明だが確かに自分の軸として存在する”祈りの対象”を取り上げ、ファッションというツールにより表現した。
Photo:Takaaki Miyake