Fashion Show

装苑賞

明石祥吾(装苑賞受賞作品)
着物を地染めする際に用いる伸子という道具からインスピレーションを得てデザインした。2wayニットの布と竹串を構築するというアプローチで骨組みのある衣服を製作、軸となる竹串をあらく不規則に張り巡らすことにより衣服の彫刻として製作した作品。

石川一貴
フランク・ゲーリーの建築に見られるメタリックな質感や流動的なフォルム、壁のような形状から発想。体と服の間に生まれるずれや光をとりいれたデザインがポイント。メタリックな風合いを表現する為に光沢のある素材を使用し、シャンタンを樹脂でボンディング加工し仕上げている。光によって変形する流動的なフォルムとなっている。

飯塚絵美(装苑賞佳作2位)
人が衣服を纏う上ですべて幾何学形態に落とし込んでパターン化することは、人体の構造と、運動機能をある程度無視しなければ作り込むことはできません。けれども、あえてそこを追求することでこれから自分がデザインし、発想していく上で糧になると思いましたのでこのテーマにした。
素材にはポリプロピレン版や木材などを使用し、アクセントとして精密ねじを使用。

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