3月18日John Lawrence Sullivanが新木場にてコレクションを披露した。
8回やってきた東京コレクションの集大成となる今回のテーマは「美しいものをどれだけ美しく出せるか」。洋服の良さを見てもらえるロケーションとして倉庫、素材の良さを見せる為に昼の時間帯を選んだ。ファーストルックはやはりテイラード、足元にはラバーソール。今回のキーとなった素材はホームスパン。グレー、パープル、キャメル、オレンジと表情を変えながらパンツやジャケットに多用されていた。「どれだけメンズの洋服が美しいのかストイックに引いて見せること」を考えた今シーズン、肩幅の大きいジャケットや肩パッドの入っていないWのジャケットなど新しいシルエットのジャケットやパンツも提案した。最後の時をカウントダウンするかのようにゆっくりと歩くモデル、スタッフが着てたのは”LAST GIGS”と書かれたTシャツ。8回続いた東京でのギグも終焉を迎えた。
「何かアクションを起こさないといけない」と既報の通り今回でサリバンが東京でショーを行うのは最後、ショーをやるかどうかは未定だが今後パリでの活動に力を傾けて行く。ただパリでも「サリバンの持ち味を生かした東京らしいスタイルテイラードで勝負する、それしかない」とブランドをここまで成長させた『テイラード』に拘り世界へと表現の場を移していく。