浅草のライオンビルにてプレゼンテーション形式にて最新コレクションを披露したANREALAGE。全ての立体は三面図によって描かれているのになぜデザイン画はフロントスタイルとバックスタイルしか描かないのだろうか?という当たり前過ぎて見過ごしてきた疑問からイメージを膨らませ洋服の厚みやサイドスタイルなどを再考したテーマ「凹凸」の世界を表現した。生地に芯をいれ平面的に見ると(考えると)普通のアイテム(実際は立体的なのでかなりのインパクト)とその芯を外し全く違うシルエットに変化したアイテム。物凄くコンセプチュアルでありながら実際のアイテムを見るとどれもがリアルクローズとしてそこに存在している。誰も考え付きそうも無い着眼しないテーマをしっかりと形にし魅せるという点でも着るという点でもしっかりと形にした素晴らしいプレゼンテーションだった。