山縣良和による絵本「僕は0点」を題材にしたコレクション「graduate fashion show 0点」を披露したwrittenafterwards。洋服に必要な糸や生地といったものは一切使用されず紙やくずなどの廃材からガムテープなどを使用しコレクションを形成。ごみで出来たゴミ箱や紙芝居のようなものなどファンタジー溢れる20体の作品。東京だけでなくミラノやパリでも全体的な流れはリアルクローズに傾く中一切の洋服を見せずにコレクションを作り上げたのは世界広しと言えどこのブランドだけではないだろうか。ひとつひとつの作品のクオリティが高く(下手したら洋服を作るのより時間がかかっているのでは?)中途半端ではなく完全に貫いたコレクションは清清しくも感じた。
Photo:Takahito Sasaki Text:Masaki Takida
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