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Olga/Etw.Vonneguet

Olga

Fashion maison Etw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)
creative director / designer

KEYWORD///
Japan fashion week in tokyo →Etw.Vonneguet
digital fashion show,3DCG,new method of creation,web direction, UI design,
iPhone APP direction, Salyu

デジタルツールを使った新しい服づくりへの挑戦と、ファッションの新たな視点を提案している。服を媒体とした人と社会への意味的デザイン活動を理念としている。Olga個人としては、WEBディレクション、UIデザイン、iPhone appディレクションも行う。国内外アーティストの衣装提供など、近年では歌手Salyuのツアー衣装製作ディレクションなど。11th japan fashion weekから東京コレクションに初参加。

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あと18日[選ばれし者]

今日は、オーディションについての話を。

昨日はメンノン最終公開オーディションでした。

藤井みひろ君、準グランプリ決定です。

ここで私が書きたいのは、
選ばれるもの、選ばれないものの間には、さほど距離はないものの、
そこには深く、くっきりとしたラインが引いてあるということなんです。

ファッションの世界はとにかく厳しいです。身を切るような厳しさです。
コレクションモデルでさえ、採用されるかを10秒程で決められてしまう。

10秒で何がわかると、みなさんお思いかも知れないです。

でも、ランウェイも雑誌も多くの人がじっくり見る前に流して見ている。
一秒も見てないかもしれません。

そのなかでも惹きつける何かがある。
そこには深く大きな差があって、いいものはいい。理屈抜きで。
誰もが感じるものなんです。

みひろはモデル歴のない、文化の学生から、メンノンモデルになった。

理由はよかったからです。間違いなく。

それはブランドであっても服であってもなんでも言えることで。
いいものはいい。いいと思ってもらえるように、演出することも
一つの方法だし、全てをひっくるめて、いいのか、気にも留まらない、なのか。

実際メンノン最終選考に残った人達は、ポテンシャルも高く、
誰がなってもおかしくないという状態で。
じゃあなんでそこで選ばれるのか、というところで、
本当にちょっとした差が、
大きな理由なんだなという事を、深々と考える日になりました。

Etw.Vonneguetのショーの第一回一般モデル公募で合格して
一緒にショーをやってくれたみひろは、
彼が最初に写真を送ってきた時はまだ垢抜けなくて、

そんな彼がメンノン準グランプリ。
これからは専属モデルです。

誰かの運命の瞬間に立ち会った事がなかったので、凄く不思議な気分でしたし、
ものすごく緊張しました、こっちが。

みひろを見てると気が引き締まります。勉強させられることが沢山ある。

みひろに限らずですけどね。

書類選考結果が出ました。結果のメールは送ってます。

私達Etw.Vonneguetもまた、新しい才能に出会い続けなくちゃいけません。

私達も真剣に選んでいます。面接には必ずきて下さい。

みひろ、本当におめでとう。

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