Blog

Hachi / BALMUNG

Hachi / BALMUNG

「都市と人間との関係の中から触発され循環する過程である。
 都市と人間との関係の中から触発され生産された結果である。
 都市と人間との関係の中から触発され原動力とする探求である。
 都市と人間との関係の中から触発され積み重なる研究である。」

概念としての「灰色」を表現したい。

1984年生まれ福岡出身。高校過程で電子制御工学科、服飾学校で服作りを学んだ後、自身の服作りBALMUNGを始める。
2008年友人たちと空間展示会「dinner」を行ったことにより初めて服を発表する。
2010年にパリの展示会に初参加。
2011年にロンドンでインスタレーション発表。



→ http://www.balmung.jp

最近の原宿 / 場所性

前にGAPがあったところのすぐ近くのハンジローとかkinjiとかある場所の入り口にあるクレープ屋さん。
こういうレトロな感じ好きですよ。

しかしそれにしても最近では”渋原系”なんて言われてるジャンルがあるそうで。
記号的認識っていうのは面白いもので、感覚による認識とは違ってみんなで共有できる教科書のようなものになり得ますから、一度作られて浸透するとあまりその前提を持たない人たちも直接介入しなくても間接的に持ち得る事ができて、そこからまた新たな細分化に繋がりますよね。

原宿のこのラフォーレの目の前に出来ると言われている109、もし完成しちゃったらほんとにすごいこと/面白いことになりそうです。
その反面、色々な犠牲も生んでしまいそうですが…。

なんだかんだ、原宿には過去の積み重ねも非常に大きく深く、場所が持つ中央集権的な何かを持っていると思います。
言ってみれば日本史で言うところの「幕府」とか「皇室」の場所、みたいな。
原宿の”此処”を”獲る”ということは、時代の中においての何かしらの中心的なポジションを獲ることになるんだと思います。
原宿だからこそ生まれたものだとは思いますが、過去にあった様々な原宿周辺から生まれたファッションカルチャーみたいなものって、原宿だからこそ歴史の核心に近づけたし何かしらの痕跡を強く残してるんだと思います。
多分、秋葉原のホコテンのコスプレみたいなものも、原宿や渋谷を介さずにずっと秋葉原やその他一部でのみのカルチャーで終わってしまうとすれば、それはきっと直接にしろ間接にしろ日本のファッションの歴史の核のようなものには近づけないままなのかもしれません。
逆に、この場所で発生し根付くことがあればきっとそれは直接にしろ間接にしろとても大きな”何かの痕跡”を東京ファッションに残すんじゃないでしょうかね。

なーーんて、徒然なるままにどうでもいい感想文。
嘘、服作んなきゃです。

http://twitter.com/hachiBALMUNG

コメントは停止中です。