今週の金曜日、「ドリフのファッション研究室」というトークイベントに出ます。
————————————————————————————–
7月9日(金) 19:00〜21:00
「ユースカルチャーとしてのカオスラウンジ、あるいはファッション」
・出演者
モデレーター: 蘆田裕史
カオスラウンジ:黒瀬陽平さん(美術家、美術評論家)
浅子佳英さん(建築家、インテリアデザイナー)
梅沢和木さん/梅ラボさん(アーティスト)
坂部三樹郎さん(MIKIO SAKABEデザイナー)
増田セバスチャンさん(6%DOKIDOKI代表)
http://drifters-intl.org/?cat=8
————————————————————————————–
最近の美術界を騒がせているカオス*ラウンジとファッションについてのお話ですが、
このテーマを見ると、「そもそもカオス*ラウンジとファッションを結び付けられるの?」という疑問が出るのではないかと思います。
正直なところ、僕自身もそれが可能かどうかわかりません。
しかし。
カオス*ラウンジとその中心人物である黒瀬陽平さんが2010年代の文化において様々な議論に関わっていることを考えるならば、「なぜカオス*ラウンジとファッションが結びつかない(と思われる)のか?」という問いを立てることも可能です。
たとえば、宇野常寛さん主催の第二次惑星開発委員会が発行する『ゼロ年代のすべて』という本(黒瀬さんも関わっています)では「ゼロ年代カルチャー総括座談会」と称して、ゼロ年代の漫画、映画、ドラマ、アニメ、ゲーム、小説、音楽、お笑い、美術、演劇が語られています(美術と演劇は座談会ではなく一人の論考)。それ以外に、「〈アーキテクチャ〉再考──建築・デザイン・作家性」と題された鼎談があり、建築とデザインの分野もカバーしていることがわかります。
ここになぜファッションが入らないのか。
もちろん、編集者(とその周辺)にファッションに関心を持つ人が少ないという理由が挙げられるでしょう。
では、なぜ「ファッションに関心を持つ人」が少ないのか。
それを「なぜカオス*ラウンジとファッションが結びつかない(と思われる)のか?」という問いとして提起し直すことによって、カオス*ラウンジ、ひいてはゼロ年代の文化をめぐる議論とファッションの関係を考えることの(不)可能性を浮き彫りにすることができるのではないでしょうか。
と、こんなことを漠然と考えているのですが、僕一人が話をするわけではないので(というか、モデレーターが自分の意見を言うことがどこまで許されるのかわかりません)、当日はどのような議論になるのか予測がつきません。
ustreamでの中継もあるとのことですので(トークが延長した場合でも、中継は21時で終了してしまうそうですが)、よろしければご覧ください。
このイベント、既にとっても話題ですよ!!
PCの前で待っていますね!!
hideyayokoiさま
ありがとうございます!
有意義なトークになるようがんばります!
僕も明日のイベント楽しみにしています。
ゼロ年代に限らす、文化の話になるとファッションが入ってこないかいつも疑問に思っています。
パルコに行きますのでよろしくお願いします。
おおお、いらっしゃるのですね。
うふふ。いこうかな。
はじめまして。服部です。
明日見に行きます。楽しみにしています!
>篠崎友亮さま
ファッションの疎外のされ方は本当に不思議ですよね。
明日いらしてくださるとのこと、ありがとうございます。
何とかうまくまとめられるようがんばります。
>Olgaさま
お時間がありましたら是非!
>服部 円さま
はじめまして。
服部さんのことは滝田さんからお話を伺っております。
明日お目にかかれるのを楽しみにしています。