Interview

melantrick hemlighet


昨年発表した2013年春夏コレクションを最後にbortsprungt.のデザイナーを退任した優哉氏が早くも新ブランド「melantrick hemlighet(メラントリック へムライト)」を立ち上げた。本業であるスタイリストとしての活動とともに展開されるmelantrick hemlighet。まもなく開催されるMercedes-Benz Fashion Week期間中の3月19日にはデビューコレクションを発表する予定だ。ショーを間近にデザイナーの優哉氏にブランドやショーについて伺った。

―melantrick hemlighetのコンセプトはありますか?

頭の中からうまれゆく想像はすべてファッションに落とし込むことができる。
ファッションとは人が服を手にとるところからスタートしその人の日常空間を演出するエンターテイナーである。その時の感情やストーリーを想像し頭のなかの秘密の空間からさまざまなトリックを仕掛けて形を変化させ服を生む。
それがmelantrick hemlighetです。

―新ブランド立ち上げにあたり、考えや服作りで大きな変化はありますか?

デザイナーとして活動してきたなかで実際に自分のデザインした服を着てくれる人たちにむけてダイレクトに驚きや興奮を感じてもらうことが一番大切でありより強く発信していきたいと思います。

―melantrick hemlighetが描く世界観はどのようなものから影響されていますか?

日常の心に残るもの全て。直感を信頼しています。

―空間演出についてはどのようなことを意識されていますか?

空間に入った瞬間からの非現実感と空間から出たときの余韻とのギャップです。

―デビューコレクションをランウェイショーという形で発表しようと思ったのは何故ですか?

melantrick hemlighet の意思はラックに並んだ服だけではなくて頭のなかの世界を音楽、演出もふくめ体感してもらうことが一番伝わりやすいためです。

―コレクションのテーマはあるのでしょうか?

2013-14AWのテーマは「cirque hall」サーカスホールです。

―今回のショーで一番こだわっている部分は何ですか?

写真や動画では伝わりきれないライブ感とそしてスペシャル感です。

―melantrick hemlighetを立ち上げて間もないですが、今後どのようなブランドにしていきたいですか?

スタイリストだからこそできるブランドとして 国内にとどまらず色んな切り口に対してクリエーションをぶつけていき常に面白いことに挑戦していくブランドでありつづけることです。

―bortsprungt.時代にはねごととのコラボレーションも実現しましたが、もし新たに機会があったとしたらコラボレーションしてみたいアーティストはいますか?
     
YUKI 

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