Interview

GEMMA SLACK


今夏(2008),London College of Fashionを卒業し今回がファーストコレクションとなるGemma Slack。LCF卒業以前にDiane Pernetのブログでも紹介されるなどデビュー前から既に注目を集めていた彼女に様々な話をうかがった。

—まずは簡単なバックグラウンドをお願いします

イングランドのシェフィールド出身でChelseaのFine Artに進んだ後、London College of FashionにてWomesnwearを学びました。だからバックグラウンドとしてはファインアートと言えるかもしれません。

—自身のブランドについてお聞かせください

このブランドのコンセプトはLuxury Contemporary Womenswear for Sexy Womenです。私がデザインする服の全ては良い素材を用い、良い仕立てにより全てが手作業にて生産されています。

—Gemma Slackは現在どこで扱われていますか

今回が初のコレクションだから今現在はお店では扱ってなくパーソナルオーダーとオーダーメードのみです。今回のファーストコレクションはRoisin Murphy(元Moloco)のツアーに衣装提供したのでそういったところから私の名前を知ってくれる人もいるようです。もうすぐウェブサイトもオープ ン予定(現在はオープン)ですのでそこで全てのコレクションが見れます。メンズも近々デザインするつもりです。

—今回のコレクションのコンセプトについて教えてください

今回のコレクションはモンスターなどが出てくるチルドレンストーリーがベースになっています。ボディーパーツ、動物など様々なものをミックス、組み合わせ ることによってシルエットが形作られました。だから今回の服は創造物をスタイリングしているともいえます。カラーはブラックのみを使用しながらテクス チャーやファブリックなどで違いを出しています。Victorian Styleなどからも着想を得ています。今回のコレクションはウール、レザー、アイレット、ニット、そしてシフォンなどの素材を用いています。

—プレスやバイヤーなどからの反応はどうでしたか

NYのジャーナリストから良い評価をいただいたりパリのコレットからも連絡があって初めてのコレクションにしてはとても良かったと思います。

—ショーは行わないのですか

次回はショーをやるつもりです。すでにデザインは頭の中にあります。ただプロダクションの問題などまだ片付けなければいけない問題はたくさんありますが。

—次回はどんな内容のコレクションになるのでしょうか

今回のコレクションの延長戦だけれどDarkでもっと張り裂けるようなアプローチの仕方でストロングで鎧などから着想を得たものになると思います。

–普段どういったところからインスピレーションを受けているのでしょうか

あらゆるところからヒントを得ています。古いゴシックフィルムやストーリーそれに音楽、古い本やなにかの切れ端などからもインスパイアされています。 Human Psychology、Sexualityといったものから着想を得てModern Sexualityを表現しています。

—あなたのスタイルを短い言葉で言い表してください

Sexy,Strong , Dark, Feminine

—Gemma Slackブランドの理想的な女性像というものはありますか

特にありません。強いて言えば自信を持っていて、自分自身のことを理解している強い女性。目立つことを気にしないで自分というものを確立している人といえるでしょう。

HP – http://www.gemmaslack.com/

(Interview,Text,Translation/Masaki Takida)

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