Fashion Show

Edeline Lee

今季が3度目のシーズンとなるEdeline Leeはセントマーチンに通う傍ら、Alexander McQueen、John Gallianoの元でキャリアを積み、後にシグネチャーブランドを立ち上げた女性デザイナー。

王立地理学協会(Royal Geographical Society)にて新作コレクションのプレゼンテーションが行われた。格式高い会議室に集まるEdeline Leeのコレクションを纏ったモデル達は皆、30年代を彷彿とさせるアップヘアに真っ赤なリップ。それぞれに地球儀や地図を拡大鏡で覗き込んだり、何かを書き込んだりしているその空間にはメトロノームの厳格で無機質なリズムだけが鳴り響く。まるでのレトロムービーの様なこの演出は、彼女の友人でもあるの映画プロデューサーのZenia Durraによって手掛けられたものだ。インスピレーションを得たのは、Blooms bury Groupやシュルレアリスムといった20世紀初頭のアートムーブメントに代表されるパワフルな女性達。自由奔放な彼女達に倣い、クラシックで上品なスタイルの中にラディカルでコケティッシュなテイストがプラスされた。ワンピースはタイトなシルエットで膝丈に揃えられ、胸下の位置でウエストマーク、とエレガントながらも、ダイナミックに開いた背中部分や腰を覆う様にあてがわれた大きなペプラムは前衛的な作りだ。モノトーン、ブルー、ペールの色調に、シフォン、ツイードなどの異素材がパネリングされ、シンメトリーなジオメトリックパターンを生み出している。また、カッティングもショルダーラインにカットをよせた形のブラウスや細かいタックから流れるようなドレープを施したワンピースなど、デザイン性の高いアイテムが目立った。

Yuta Fukuda Text:Akiko Sakuma


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