今年2月のロンドンカレッジオブファッションMA卒業コレクションが注目を集めたAsger Juel Larsenが発表したのは、アメリカンバイカーズ、60sモッズ、ホラーフィルム、ボクシング、機械工、タトゥーモチーフなど少年達の憧れをコラージュし、 ゴス・パンクなムードに仕上げたコレクション。
ブラックとベージュを基調とし、ボーンモチーフのロゴやパッチで装飾されたDIYスリーブレスジャケット、レオパードプリントのスポーツアイテム、派手にクラッシュされたパンツ、Dico Copenhagenとコラボレートしたプラットフォームシューズ、武骨なシルバーアクセサリーなどで構成されたルックは、どれもスタイリストPaul Joyceの繊細なレイヤードスタイルによりユースカルチャーと秘めたパンクスピリットを匂わせる仕上がりになっている。
Asgerが一貫して表現してきた現代性を加味した力強いマスキュリニティは今回より一層発揮され、大好きなモノを着ることで今を感じろ、今を生きろというメッセージを込めた男気溢れる「We Live」コレクション。