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Mode in Antwerp

Mode in Antwerp

アントワープ王立芸術学院の生徒、アントワープのクリエイター達によるブログ
Students of Royal Academy of Fine Arts Antwerp and creators in Antwerp

ギャラリー@清澄白河

桜の季節。花見ですね。
久方ぶりの日本での花見。桜やはり綺麗です。
さて、そんな花見の季節、あと一日で展示が終わってしまうとの事で、行ってきましたイシカワチサト『異装』展に。場所は下町清澄白河にある深川番所というギャラリー。

清澄白河は、友達が以前住んでいたのでちょっと覚えはある。改めて路地等歩いて見て回ると、良いところだなと感じました。運河沿いの桜が綺麗。

思わず接写したくなる。

ギャラリー深川番所。
昔ながらの家っぽい何か懐かしい感じが良いです。

前々からちょっと気になってた展示でした。『異装』なだけあって、着れない服というのがコンセプト。
自分は服は着てなんぼだと思っているので、全く正反対の考えなので興味をそそられました。
中はこじんまりしていますが、真っ白で作品が映えて見えて、良いです。

作品です。イシカワさんご本人とも話してきました。何故着れない服なのか?どういう感じで作っているのかとか。実際これらの服は、手に取ってまじまじと見る事が出来ます。
そして、これらの服のパターンも同様につり下げられて、飾られています。
自分も結構パターン好きなので、このパターンを展示してあると言うのがとても興味深かったです。
会話でも、『パターン綺麗ですねー』という話から始まり、色々な質問にも答えてくださり、今後の方向性とか話したり、充実した時間でした。イシカワさんは、柔軟に作品を作っていきたいとおっしゃってました。今はこの着れない服が作りたいからこれを作っていると。迷うならとりあえずやる!の精神なんだなと。

飾られていたパターンは、工業的で、かつそれ自体が作品のよう。パターンって大事だと、再認識させられた展示でした。普通パターンを見せるというのは、ファッションで言うと、自分の裸を見せるもんですよ。一番大事なものじゃないかな。でもイシカワさんは、それをも見せて、まるまるすべてを楽しんでいるみたい。第三者の立場で。『特別なパターンは作ってません。ただ単につなげてるだけ。うふふ~』って笑いながらおっしゃってたのが印象に残ります。
とにかく、インパクトがある服です。いや、服っぽい作品?作品っぽい服?どれなんだろう、、。
そんな展示も、既に終了してしまいました、、。あしからず、、。

Tomo

2 Responses to “ギャラリー@清澄白河”

  1. Masaki Takida より:

    あ、これ行きたかったのに忘れていました。レポートありがとうございます。

  2. Mode in Antwerp より:

    終わる前日に駆け込んできました。展示良かったです!