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matohu ゲストアーティスト・シリーズ Vol. 4 「そこにうつわがあるなら」 TAKAGI KAORU 

matohuが毎シーズン国内外の刺激的なアーティストを招いて表参道本店で紹介するシリーズ第4弾。今回は、独創的な器の作品を用いて、食を体験する時間そのものをアートにするTAKAGI KAORUの作品展示と参加型イベントを秋冬COLLECTION立ち上がりに合わせ開催する。
 
「食する」という生命の最も根源的な行為を、器を使って強烈なアート体験にする作家・TAKAGI KAORU。彼女はいつも一つのテーマのために、言葉を紡ぎ、特別な器を作り、少人数での食体験を通して参加者の心を強く揺さぶってきた。
今回は「そこにうつわがあるなら」というテーマのもと、この展覧会の為に器を制作、さらにコラボレーションとして器をつつむ布をmatohuがデザインする。作品は展示期間中に5日間限定で開催する参加型イベント「器をさぐる時間」において使用され、販売も予定している。(参加型イベントの詳細・お申し込み方法は7月上旬 matohu official HPにてお知らせいたします。)

アートと器の融合が、matohu表参道本店の空間とどう共振するか、ぜひ五感で味わってほしい!
http://www.woshiribenren.com/
  

期間  2013年7月27日(土)〜8月6日(火)
会場  matohu表参道本店
東京都渋谷区神宮前5-9-25 
11:00−20:00 無休
TEL: 03-6805-1597   
  

そこに「うつわ」があるなら

もし、そこに空っぽの
「うつわ」があるなら
一度だけでも注いでみれば
自分の持ち合わせている
その「うつわ」の
大きさも、形も、色も、
そして
何を注ぐべきなのかも
完璧にとは言わないが
見えてくる。
いや、感じとれていく。

この「うつわ」は決して、他人には見えないし、
自分自身ですら眼で見ることはできない。
日々、手探り、感じとっていくしかない。

でも、もし、自身に内在する「うつわ」をみつけられたなら
注がなければ、手探ることもできない。

アーティスト・プロフィール
TAKAGI KAORU 高木香織
1993 陶芸家板橋廣美に師事。土での制作を始め、布や食物といった素材も共に扱い、立体制作を進める

1995  現代美術の私塾 Bゼミ* 終了

1999 立体制作活動と平行して、器のブランドWo shi Ribenrenを立ち上げる

東京・横浜を活動の拠点とし、2004年にはパリでEXHIBITIONを行う

2004 鎌倉東慶寺作品納品

2005 TOYOTA LEXUS ショールーム作品納品

2005 (株)FLEG INTERNATIONAL 作品納品

2006 作家活動をアピールするという企画から大阪の酒蔵「天野酒」の日本酒パ ッケージをデザイン。
2007 国立国際美術館にてワークショップ開催
2008 「salon 立てば芍薬 座れば牡丹」企画監修
2009 (株)アーバンリサーチ作品納品
2010 (株)HANA-BOTAN「その境界を知り得るのか」作品納品
2011 Wo shi Ribenrenプレスルーム「ひととき」をオープン

*Bゼミとは…大学での専門分野の美術教育とは異なる「現代美術」を学ぶ場所として、1967年に故・小林昭夫氏が創設。高松次郎、川俣正、中沢新一などすぐれた講師を招聘し、現代美術の本格的な学習システムの先駆的な活動となった。

個展
海の上のお茶法  2011年 nowhere   神奈川県葉山
お茶法 −osahou — 2010年 アトリエ          神奈川県横浜市
すくう      2009年  OKU          京都市祇園
みつけたじかん         MumMum Family Company   渋谷区恵比寿
うかぶは     2008年  salon 立てば芍薬 座れば牡丹  渋谷区代官山
包まれた時間   2007年  room 021          港区高輪
包むその時、包まれるその時    同上
抱く體には何が飾られているのか ギャラリーHANACHIYO 渋谷区恵比寿
BIENBIN 2006年  主水書房           大阪府堺市
bai      wo shi Ribenrenプレスルーム 世田谷区下北沢
蔦つたう     2005年  プリコラージュオフィス    渋谷区恵比寿
冷静の中に降る         隣花苑           神奈川県横浜市 
viaduc des arts  2004年  salon yamakado France Paris
- パリ市主催 -   

photo: Waki Hamatsu

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