７月２８日より、アーティストさとうかよによる個展” デリケートな甘皮　”がリフトエクリュにて開催されている。

縫いぐるみという一見とても愛くるしく、親しみのある存在が、さとうかよの視点により新たなものへと命を吹き込まれる。表の表情、裏の表情、中身や感情… 全てのものや事には、見えるものからの得る情報によりそのもの自体を解釈するというメカニズムが生じる。しかし、その表面が形を変えた時、そこから受ける印象はどう変化するのであろう。本質と表面。さとうかよの描く世界にはタブーという扉を開くKey が存在しているのである。
Lift curator 角田　正弘

”わたしはあなたの人間性をしりたいの。 でもね、人間性すべては持ち物や言動や仕草で、わかってしまうものなのよ。”
さとうかよ

さ と う か よ 展 「デリケートな甘皮」
日時：2012年7月28日～
場所：Lift écru
東京都渋谷区代官山町17-5 #201
電話：03-5459-0635

Biography
1979 年 東京生まれ
1999 年 バイクに跳ねられ芸術に目覚める
2001 年 阿佐ヶ谷美術専門学校卒業
美術学校の学生時代より作品を制作。卒業後、美術作家として、 夢の中でみたものを現実にするような作品を発表。
2009年よりHOTEL CLASKA にあるD.I.Y Rooms 702号の空間演出を手がける。手書きによって描かれた壁紙、デ
ザインから施工までの全て自らがハンドメイドした世界に1 室しか存在しない“作品” を作り上げる。また、CDや
本へのイラスト提供、雑誌への作品提供、ヘアサロンやカフェのロゴ制作など、多方面にわたる。