2012年3月26日(月)~3月31日(土)の期間、中目黒のHAPPAにてMiguel Villalobos & Graham Taborによる「HIC ET NUNC」展が開催される。
Miguel Villalobos & Graham Taborはニューヨークを中心に世界中で活躍しているアーティストユニット。
MIGUEL VILLALOBOS(ミゲル・ヴィラロボス)はフォトグラファー、イラストレーターとして映画、ファッション、アート界にて広く活動。レディー・ガガのツアーやマイケル・ジャクソンの「This is it」で衣装のグラフィックを担当した。一方、GRAHAM TABOR (グラハム・テイバー)はファッションデザイナー。ヘルムート・ラングにてシニア・デザイナー、カール・ラガーフェルドにてチーフ・ニットウェア・デザイナーとして活動後、2007年に自身のコンサルティングスタジオを設立。2006年から2010年まではDVDマガジンFLYのファッションディレクターも務めている。
2010年にはパリ、2011年にはオーストラリアにて段ボールでできた5メートルの大型のくじらが登場するインスタレーションを発表し、多いに注目を集めた。
この「HIC ET NUNC」、同名のアーティストブックの出版を記念してぜひ東京で展覧会を開催したいという彼らの強い希望が実現したのが今回の展覧会となる。
ダンボールと樹脂で造られたオブジェで溢れるフェイク・ミュージアムを表現。自然界と人間界の矛盾を美術館の展示物のように保存したいという欲求と破壊したいという欲望が表現されている。
「HIC ET NUNC」のメイン作品となっているクジラの巨大なインスタレーションや写真作品、アーティストブック「HIC ET NUNC」を展示。すべての作品は日本において初発表となる。
アーティストブック「HIC ET NUNC」
5枚のカラー写真、60枚の白黒写真からなるモノグラフ。”HIC ET NUNC”のインスピレーションとなったパリ、ルーマニアでの旅において撮影された写真と、オブジェを制作している過程、その経験への反応が記録されている。
シリアルナンバー入り500部限定発刊、初めの50冊にはエディションナンバー、アーティストサイン入りシルバー・ゼラチン・プリント付き。ダイアン・ペルネ(ファッションビデオジャーナリスト)、テレーズ・デプレス(映画美術監督)寄稿。Portal+ 刊。
開催概要
“HIC ET NUNC”
会期:2012年3月26日(月)~3月31日(土)
オープニングレセプション 3月26日(月)18:00~21:00 アーティスト本人たちも来日いたします。
開場時間:12:00 – 20:00 (最終日3月31日(土)のみ18時まで)
会場:HAPPA 153-0051 東京都目黒区上目黒2-30-6
facebook HIC ET NUNC by Miguel Villalobos & Graham Tabor
twitterアカウント @hicetnunc_tokyo
アーティストURL:
http://portal-plus.com/artists/graham-tabor-and-miguel-villalobos/