2011.4.9 “ADD” が発行するファッションフリーペーパー “ADD Magazine Vol.3 2011 S/S” の配布が開始される。

「ファッションの本質を紹介する」というシンプルで強いテーマの今号。

現在のファッション誌の状況を危惧し、ファッション誌としての原点を見つめ直し、ファッションの本質を提示する。
ファッション誌のありかた、メディアの現在そして未来、ファッションの本質など、近年議論されているが、書店で販売されているファッション誌ではあまり掲載されることのないトピックが並ぶ。

フリーペーパーだけでなく、4月末にi Bookstoreでも配信する予定。

ADD は、学生だけで運営している団体。
行動力があるというのはもちろん、高いクオリティで雑誌を刊行できるほど彼らは力をもっている。だからこそ多くのファッションブランド、ディレクター達が誌面に登場しているのだと思う。

今月9日より、都内私立大学への配布及び渋谷・原宿周辺のショップへの配置が始まる。

Text:Atsushi Fujii

“ファッション誌の根本を見つめ直す、現代型ファッションフリーペーパー”

近年はアパレル業界、出版業界ともに不況と言われています。ファストファッションの日本市場への拡大、流行・・またファッションの歴史的な背景や本質を紹介する本格的なファッション誌はみるみる衰退・廃刊しています。結果、残ったファッション誌は付録を売りにしたものが横行し、雑誌自体が広告装置となってしまっている・・・つまり、内容ではなく、その他のものに付加価値を求めている雑誌が多くを占めています。

「このままでは本格的なファッション誌は無くなってしまうのではないか！？」

学生団体 ADD では、この部分に大きな危機感を覚え、ファッション誌の根本を見つめ直し、変革するべく行動を起こしました。
本来、ファッション誌の有るべき姿である「ファッションの本質を紹介する」という部分に原点回帰し、フリーペーパーと電子書籍という新しい媒体、新しい切り口でリリースを刊行。ADD Magazine では、読者自身がメディアに流されない、明確な「ものさし」を持ってファッションと向き合える内容を提供します。

“ADD Magazine Vol.3 2011 S/S”

東京コレクションに参加しているデザイナー達へのインタビュー & フォトシューティング / 「モッズ」「ボヘミアン」この二つのカルチャーをテキストと共に本格的なヴィジュアルで本質を伝える / 「モードの将来性」「メディアの遍歴／そして未来」という二つのテーマでのインタビュー / and more

掲載ブランド

NOZOMIISHIGURO / ANREALAGE / .efiLevol / JUVENILE HALL ROLLCALL / FUGAHUM / JieDa

インタビュー

金森香 氏 THEATER PRODUCTS プロデューサー兼プレス
横田大介 氏 DROP TOKYO 編集長
滝田雅樹 氏 changefashion.net 代表

ADD MAGAZINE
年2回発行 春夏号 / 秋冬号
http://add-style.com/