2011.3.29 “coconogacco” 第5期の最終プレゼンテーションが行われた。
写真は、 “アドバンスドコース” のプレゼンテーション終了後の様子。
台東デザイナーズヴィレッジの中にある小さな教室に、これだけ多くの人が集まっていた。
そこには講師を務める山縣良和氏、玉井健太郎氏、坂部三樹郎氏の3人が、生徒の作品を個別に見て周り、アドバイスをおくるいつも通りの姿が。第5期アドバンスドコースに通う彼らの作品は全体的にレベルが高く驚いた。また、今期も “Daniel Sannwald”氏 が、数人の生徒のシューティングを敢行し、その作品も披露されていたが、素晴らしいファッションフォトに仕上がっていた。また教室全体の雰囲気が、以前より少し緊張感が増したように感じた。
彼らの作品には、時間、努力、気持ちの “量” はもちろん、ファッション性の高さを感じる。とにかく “かっこよさ” を追い求めているし、そのためには努力を惜しんでいない。純粋なクリエイションを、coconogaccoでは目にすることができる。
ITS#9では、当時アドバンスドコースに通っていた “西山高士”氏 がグランプリを獲得。今年の7月に “ITS#10” が開催されるが、今年もcoconogaccoからプライズを獲得する生徒がいる予感がした。教室にいた誰もがそう感じていたと思う。
第1~4期の卒業生もプレゼンテーションを見学に来ていた。coconogaccoの継続性、それによって積み上がっていくもの。学校自体も少しづつ成長し、ファッション界にとって確実に大きい存在になっていくのは間違いない。
また若手デザイナー達の姿もあった。
“プライマリーコース” 最終プレゼンテーションのゲスト審査員として招かれていた、 “keisuke kanda” の神田恵介氏、 “ANREALAGE” の森永邦彦氏、その二人にくわえ、 “BALMUNG / Hachi” 、 “bodysong.” の姿もあった。
たくさんの生徒とコミュニケーションをとり、作品を見て周っていた。逆に自らデザイナーに作品を見せにいく者もいた。
大きな舞台で活躍しているデザイナーと、フラットにコミュニケーションがとれる雰囲気もこの学校ならでは。
また、デザイナー達にも刺激になっているようにも感じた。
第5期卒業生によるエキシビションが予定されているので、日程が決まり次第、当サイトでもお知らせをしたい。
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