Interview

Two Tom


Bernhard Willhelmの下でデザイナーを務め現在はデザイナー、イラストレーター、スタイリストと幅広い顔を持つデザイナーTwo Tom氏にメールにて様々な質問をぶつけた。

―今現在の活動内容を教えてください

夢売り少年 

―パリに渡られた理由、そこを拠点に活動する理由を教えてください

かわい子ちゃんと友達になりたかったから。
そして今、そのかわい子ちゃんたちに囲まれていること。

―(アシスタントをしていた)Bernhard Willhelmなどのデザイナーから受けた影響はありますか

彼らの世界観を知ることで自分の世界観がはっきりしたこと。

―Two tomのスタイルの特徴を教えてください

ロマンティック、イノセント、変態

―あなたが作品にアプローチするうえで最も重要な点はなんですか

ロマンティック、イノセント、変態

―ファッションに興味を持ったきっかけを教えてください、どのように服作りをはじめたのですか

昔から一人遊びが大好きで、妄想したり、絵を描いたり。その中の一つで実家にあった脚踏みミシンで布を張り合わせて遊んでいたのが服作りのきっかけ。

―2010年代、ファッションの意義はどう変わっていくと思いますか。また、変わらないファッションの本質的な部分とは何だと感じますか

個人的に特別ファッションという形にこだわっていないのではっきりこうとは言いたくありませんが、美しい物は服でもアートでも音楽でも時代が変わっても美しい物だと思います。
自分が何を感じて何を人に伝えていきたいかそれぞれの表現手段の一つとしてファッションは自由で、何より楽しむことが大切だと思います。
  
―パリという街はあなたのクリエイションにどのような影響を与えていますか

美しい街にいると自然と美しい物を求めること。それと同時にゆったりとした時間の中でどう自分の世界観とつなぎあわせていけるか。そういった意味でパリは僕にとって一番自然でいられる街です。

―あなたの考える優れたクリエイターとはどのような人ですか

人を愛せる人

―自身のブランドの製品において、変わらないものは何か。逆に、積極的に変えていっている部分はなんですか

愛を持って制作していくこと。変えるというよりは、どれだけ自分に可能性があるかを常に追求していくこと。

―ファッションデザインやイラストレーションのインスピレーションはどこですか

ロマンティック少年、イノセント少年、変態少年

―今後予定している活動内容、自身のブランドのビジョンについて教えてください

服だけにかぎらず、現在執筆中の大人童話『秘密の森の少年』の進行、イラスト集、 ショートアニメ、ギャラリーでのインスタレーション、展示会等、様々な面でアプローチしていきたいと思っています。

Twotom Land:http://www.twotom.fr/

Interview & Text:Masaki Takida

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