コレクション後記、の
追記。
です。
特に染めの技術について。
ボネゲは染めやプリントものもよくやります。
奥田染工さんにお会いしてから、
いろいろと技術を学びながら
新作を作るようになりました。
今期のメインとなったのは、
グラデーション染めと抜染です。
グラデーション染めは、加減がかなり難しかったです。
綺麗にグラデーションになるように、色んなノリを乗っけていくんですが、
均等なチカラで伸ばすのにも、
ヒロさんじゃないと上手くいかなかったり。
抜染も同様に、グラデーションに繊維から色が抜けるように
しなければならなりませんでした。
私が今回特に興味を持った、
抜染という技法は、
その名の通り、生地から色を抜く事をさすのですが、
この、一度染まってるものからまた更に色を抜くという
なんともいえない二度手間感が、
なんか好きだったんですよね。
1/2というコンセプトもあって、
不完全さとか、何か足りない、抜けてる感じもいいなと。
パターンメイキングに関しては、
一枚のパターンで出来ている、なんて、今は驚きもしない事だと思いますが、
実はボネゲの服はそういったアイテムが多いです。
パターンメイキングは様々で、
平面製図からドレーピング、3Dパターンソフトを使ったもの、
様々です。
時には生地幅から服のデザインを考える事もあります。
ひとまずこんな感じですね。
展示会も明日が最終日です。
文化総合センター大和田 10階
文化ファッションインキュベーション
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−21で今日から31日まで(10時〜20時)