一応ショーは終わりました。
でもこれが全てではありません。
今回も、また受注会の旅に出ようと思ってます。
そこまでが存在の証明プロジェクトなので。
毎シーズンそうですけど。
でもひとまず、ここで感想を、
すんごい眠いので、支離滅裂ならすみません。
えーと、
存在の証明というコンセプトにしたのは、
若手ブランドならではで感じる、
葛藤、もどかしさ、根拠の無い勢いと、その姿勢を表していて、
まだまだEtw.Vonneguetを知らない人に対して、
ここに、こんなに面白いことをしようとしているブランドがあるという事を、
教えたかったからなんです。
とにかく悔しい事だらけですから、そういう毎日を素直にコンセプトにしたんです。
技法に関して説明すると、
今回は紫外線に反応するプリントと、
手書きの染めによる生地の製作などを
中心の技法に使わせて頂きました。存在の証明という
コンセプトもあって、特殊加工だったり、
手書きなので世界に一つしか無い染めだったりに挑戦したかった。
紫外線のプリントを採用したのは、日中は柄が浮き出て、夜は姿を現さない。
光が照らされる事で、存在を証明するということを
比喩的に表現しています。
こういう自由な発想に至るまでには、
ヒロさん(奥田染工場)のご協力とご理解は
必要でした。作業も自由にやらせて頂ける所も、本当に助かりました。
本当に有り難うございました。
今回のキービジュアルになる、古代象形文字のようなグラフィックは、
存在の証明を方程式で表したものです。
よくみると、xとかyとか出て来てます。
数学的なモチーフが好きなんですね。私の名刺にも書いてるくらいなので。
それから、人に関して。
ボネゲに共通することは、
関わっている人は、全員、
面白くていい人です。
いいやつらです。
毎回思いますけど。
縫いに来てくれるモデルがいますか?
手伝うよといって、率先してくれるモデルが居ますか?
頼って下さいと言わんばかりに、サポートしてくれるモデルが他にいるんでしょうか。
new faceのminoriも良く頑張りましたよ。本当に。
実は大学生でモデル歴ゼロですからね。それでも堂々とやってくれました。
boyさんも、率先して色んなところに手を伸ばしてくれて、
本当に恐縮過ぎて、なんというか、
感謝しかありません。
回数を重ねるごとに
コレクションでの全体的な雰囲気の統一感が出るのは、
そういうコミュニケーションも含めた、ボネゲのクリエーションにあるんです。
そしてアシスタント、右腕左腕、パタンナー、ニット担当のgabe、
刹那すら感じます。本当にありがとう。
君らが居なければ私はただの裸の王様でしかありません。
音楽担当henlywork.
彼はかならず成功すると思ってます。しなかったら腹の底から笑います。
今回のコレクションの反響はすごいです。
と、個人的には思ってます。
そして今回の技術に関してもう一度やりたいです。
一回じゃわからない事多いんですよ。
なんでも継続なんですよ。
同じ事二回やらないとか、
そういうシバリが重要なのではなくて、
面白いことをやってる事を人に伝えるためには、
何度も言わなくちゃいけないんです。
何度でも。
でもいつやるんでしょうね。。。。。。
今日から展示会です。ショー会場と同じ場所になります。
一般でもバイヤーさんでもお越しいただけます。
バイヤー様は事前のご連絡を何卒宜しくお願い致します。
場所:ギャラリーコンシール渋谷
Gallery Conceal Shibuya
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-3 4F
1-11-3 Fujishoji bld 4th floor, Dogen-zaka, Shibuya, Tokyo 150-0043
日時:10/19[WED] ~10/23[SUN]12:00 ~ 21:00
※初日は14:00-オープン
それから、次回のコレクションまでのカウントダウンを始めました。
次のコレクションテーマは、、、、、、、。
実はほぼ決まっています。お楽しみに。
写真は改めてアップします。