※I will rewrite my posts in english , soon or later…….
最近雑誌に戻りつつあります。特にカルチャー誌。
力のある雑誌はやっぱりすごい。
なんでもそうだと思うのですが、バランスで。ウェブも雑誌も、
いいところが相乗効果で上がって行く事が一番いいです。
戦いはいいけど、啀み合いは好きではありません。
正当な戦いはポジティブだけど(戦争は違います)。
3DCGで服を表現したり、なんだかんだと自分の興味の赴くままに
デジタルツールに関する研究、製作を試みて来たけど、結局服は人が着るものだから、と思ったら、
急にデジタルを止めて、路上を歩きたくなりました。
more pic….
09年のSS「葬送」。この時から本格的にEtw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)としてファッションブランドというものを実質的に始めることになりました。
葬送の時、全くデジタルを使わずに街を闊歩したのは、JFWのUSTでも話題になっていたけど、
実際に着るのは、買うのは、街を歩く多くの人たちで、その人たちがランウェイを見れないのは、
目的に対して論理的じゃない気がしたからで。B TO BとかB TO Cとかいうもの前に、
もっとシンプルなやり方が、目の前にある。それがゲリラショーだった。
「なにこれこわーい」
「でも意外に可愛くない?」
「なんのイベントーー?」
と反応はライブに帰って来て面白かった。レスポンスの早さを感じました。USTとはまた違う感じで。
この時のテーマは「葬送」で。
<みんな死んじゃえ。>が奥底のテーマだった。
でもその話をすると、だれも否定しなかった事が、
本人の自分が一番意外だった事です。みんなそう思わなかった事がないんだなと。
そんなことよくないよー
こわいよー
とは、誰も言わなかった。
奥底のネガティブさに向き合うことで、本当の価値を見出す。
ネガティブさを露呈して、何故そう思うか、という「清濁併呑」的な姿勢は、ある意味強さであって。
それを意味していたし。無茶したけどみんな無事でよかった。
EVERYONE CAN SIT FRONT ROW=みんなフロントローに座ることができる。
ボネゲがやるランウェイとして
「直接訴える」という、正しい試みをしたと思っています。
3DCGならアバタービジネスしそうですが、アバターはアバターです。それはそれでマーケットがあるかと思います。
でも少し、違う気がしていて。私が「人が、人が」とくり返し書くのは、
そこが最も大事で、新しい物事は時代を反映し、活用すべきファクターでしかないということを、
この葬送で感じたわけです。バランス感。
そしてこんなブランドが、後にXANADUに取り扱われる事に。
そしてボネゲになってから、滝田さんやXANADU、出会って行った全ての人に、
感謝してます。
それはこれからも変わらないと思います。
清濁併呑。若輩者ですが、今後とも何卒宜しくお願い致します。
Olga
※日本語で書きっぱなしのも、後々英語で再アップします。